1 穿孔位置の決定

 タイルの中心部、またはタイルにクラックが入っている場合は両側にマーキングします。

2 穿孔・2段堀り

ドリルビット径4.5～6.5mmで規定の深さ（使用するアンカー長の+10mm程度）に孔を開け2段堀り（9mmのビットで深さ2.5程度）します。

3 穿孔に生じる切粉の除去

ミスト、またはエアーで圧力をかけて切粉を清掃します。

4 アンカーの挿入

耐震用アンカー「ネジ孔付・三環王」を穿孔部に挿入し、専用打ち込み棒でアンカー内部のステンレス弾（ロックピン）を所定の深さまで打ち込み、機械的にコンクリートを破壊せずに打ち込みます。

5 注入作業　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　樹脂注入機器（注入プラグ装着）でアンカー孔にエポキシを圧入し、化学的に接着します。

6 仕上げ

　樹脂注入後、パテ等で穴埋めします。タイル面施工時はタイル色に調色した化粧キャップ（ストッパー）を被せる。　

アンカーピンの使用・性能