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ボンドカーボンネット工法

 

 

 

ボンドカーボンネット工法

 

ボンドカーボンネット工法は外壁タイル・モルタルを補強するシステムです。  繊維ネットとカーボンファイバー含有ポリマーセメント壁面を一体化、さらにステンアンカーピンで、躯体に強固に固定することで新規仕上げとして各種塗装はもちろんタイル貼りも可能な下地を提供します。

 

 

       下地表面処理      

 高圧洗浄または格子状サンディングを行います。 

                                         

 

      プライマー塗布

充填材の一部が沈殿する場合があるので、開封前によく缶を振って均一にします。

必要に応じてF1希釈剤にて最大10%まで希釈し、短毛ローラーで下地面に塗布します。

●標準塗布量;0.2㎏/㎡

                                          

 

中塗り(1回目)

ボンド エフレックスF1塗布後、その日のうちにボンド カーボンピンネット中塗りを金ゴテを用いて塗布します。

ボンド エフレックスF1を塗布後、1日以上経過した場合は再度ボンド エフレックスF1を塗布し、ボンド カーボンピンネット中塗りを塗布します。

 

 

                                          

 

VMネット貼付け 

ボンド カーボンピンネット中塗り塗布後、ただちにVMネットを貼付け、金コテでボンド カーボンピンネット中塗りに押付け固着します。

ネットが剥離している場合には、再度ボンド アンカーピンネット中塗りを薄く塗布します。 ネットの継ぎ目は100mmの重ね幅でラップさせます。

 

  

 

アンカーピン固着

中塗り(1回目)の硬化後、縦・横500mmピッチでマーキングし、ドリルで穿孔後エアーブローなどで清掃します。

CPアンカーピンを挿入し、ハンマーと打込棒を使用して拡張子を打込んだ後、グラウトガンでボンドE208

またはE209を注入します。

 

                                          

 

中塗り(2回目)

 アンカーピンの頭部にボンド エフレックスF1を塗布し、施工面に水打ちを行った後、 カーボンピンネット中塗りを全面に塗布します。 コテ目が目立つ場合は硬化後ディスクサンダー処理で仕上げます。

 

上塗り

平滑な下地が要求される場合は、必要に応じて上塗りを行ないます。

 

                                                                                   

                          タイル張り仕上げor塗装仕上げ