ボンドシリンダー工法
コンクリートのひびわれへの自動低圧樹脂注入工法です。 注入材のエポキシ樹脂は低粘度・中粘度を使い分け、ひびわれの奥深くまで注入します。 |
■施工手順
ひび割れの調査 ひび割れの状態・幅・長さを充分にチェックし工程手順の確認を行う |
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下地処理 ワイヤーブラシ・ディスクサンダーなどでシール材塗布予定部を研磨し、健全な面を出す。 油分があれば、有機溶剤などで拭きとる。
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座金取付け シール材を注入用座金に塗布し、ひび割れの真上に座金の中心を合わせて取り付ける。 ひび割れ部表面をシール材で確実にシールし、注入樹脂が流出しないようにする。
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シール ひび割れ部表面をシール材で確実にシールし、注入樹脂が流出しないようにする |
↓ シール材の硬化確認する。
注入 「ボンドシリンダー」をもちいて注入作業を行うひび割れ幅が大き場合は、座金を通じてポンプなどで先行注入する。 シリンダー内の注入材が硬化前になくなればすみやかに注入材を充填したボンドシリンダーととりかえ注入を続けます。
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↓注入材樹脂の硬化(24時間後シリンダー除去する)
座金・シール材除去 注入座金を取り外す。シール材の除去はディスクサンダーや皮すきを用いて行う。 (「ボンドはくりシールONE」は時間が経過すると剥離し取りづらくなるのですみやかに除去する。 |